さて、家探しに1ヶ月という月日があっという間に経ってしまい、家の契約が切れる日も近づいており、焦り出した我ら。
旦那に相談の上、日系大手の不動産屋エージェントDに連絡を取ることにしました。
照会フォームがあったので、家族構成やら、希望の部屋の大きさ、予算、場所など所定の質問項目を埋め、自由記入欄には現状を記載しました。
さて、そのエージェントDさんからはすぐ連絡を頂いたものの、回答としては
「希望の物件情報は現時点では出てきませんでした。」
とのことでした。
(我々は特定のマンション名を記載して、空き物件を伺ったので、上記の結果になりました。)
旧正月前ということで、空きがなかった、というのが、当時の原因なのかなと今は思います。
エージェントDさんからは、
他の物件もおすすめいただきましたが、間取りが希望でなかったところもあり、一旦は第一希望のマンションの空き情報を待つことに。
そして、上記連絡を頂いた翌日。
エージェントAさんから旦那へ連絡が入りました。
いつもフランクなメッセージでやり取りをしているのですが…
「平素より大変お世話になっております。
今まで弊社のサービスをご利用いただきありがとうございました。
貴殿は、既に他のエージェントと新規物件のやり取りをされていることを拝聴致しました。
弊社は大変遺憾に感じております。
〜うんぬんかんぬん〜(悲しいという話諸々)
この度は今まで弊社のサービスをご利用頂きありがとうございました。」
そして、メッセージの最後には、私が不動産エージェントに送っている照会文の印刷したものを手に持った写真が、添付されておりました。
さて、エージェントAさんには特に何も話をしていません。
どうやら、Bさん、Cさん、またはDさんからの密告があったようです。
速やかにCさんとDさんへ連絡を取りました。
(Bさんには照会文を送っていないので、一旦連絡せず。)
質問は、
「私が書いた照会文(日本語)を外部の方に開示したか?」というものです。
ただ、Cさんの可能性は低いだろう、という予感はしておりました。
もちろん、Cさんからの返事は、
「お客様の直接得た情報は開示しておりません。現地の不動産エージェントとやり取りをすることはありますが、あくまで個人情報は含まないものです。」と言った内容でした。
おっしゃる通りだな、と思ったのが、Cさんが普段やりとりしているのは現地の不動産エージェントの為、日本語を使うことはありません。
(特殊ケースで、日本語堪能なスタッフがいるとかでない限り)
そして、Dさんからも返事がありました。
「個人情報は開示しておりません。」
私の質問にはyesともnoとも回答していない。
思いっきりダークグレーだなと思いました。
そして、Dさんとはそれ以降連絡を取ることをやめました。
後日…
不動産エージェントAさんとは、話し合いの末和解?しましたが、
呆気なく、個人情報を開示したのは、エージェントDだと白状しました。
とうやら、AとDは普段から飲み友らしく、Dがフランクにこんな照会が来た時Aに照会文の印刷を渡したそう。
照会文の内容(住んでるエリア、家族構成、家の契約期限等)から、ウチしかいないことが分かり、怒りのメールをウチに送ってきたそう。
その内容を聞いて、日本本社へ連絡を取ってやろうかと思いましたが、
こちらはまだ家が全く決まっていない状態。
そして、個人情報はさらけ出している。
香港に住んでる日本人は多いいえど、世間は狭い。
何か危害を加えられるのではないか、
子供の生活を脅かされるのではないか、
そんな不安にかきたてられ、沈黙することにしました。
(そして、今家が決まったので、開示することに。)
不動産エージェントは、家が決まった後もお付き合いする方々。
長い付き合いになることを考えれば、どういう人がいいか、何回もやりとりしながら、吟味するべきだなと思いました。