香港ではヘルパーさんを雇うという文化があります。話を聞いていると、フィリピンから来る方を雇うケースが多いようです。
勿論全員が雇っているわけではありませんが、裕福な家庭で特にペット持ち、子持ちの家庭、二世帯家族は雇ってる可能性は高い気がする…理由としては、共働きだから、育児等はヘルパーさんにお願いするという合理的な考えが多いんじゃないかな。
うちのマンションにはプレイルームがあり、小さい子供たち(私が行く時間帯は1〜2歳が多め)には大人が帯同してますが、約9割がヘルパーさんです。
なので、ママパパさんに会うことはかなりレア。
最初は驚いたし、「親が来ないんだ!?」と思ったけど、段々「私はヘルパーさんと同じなのか、、、」とかやさぐれた発想になってくる。
日本では、育児って母親がするの当たり前って感じだけど、うちの近くのコミュニティでは、もはやヘルパーさんがやるのが当たり前って感じ。
ヘルパーさん雇ってるママさんたちはこぞって「共働きだから〜」とか「子供いると家事できないし、自分の時間取れないし〜」と言ってるし、ヘルパーさんいても「ご飯作る時間ないからデリバリーに頼るよね〜」なんて話も。
日本では共働きでヘルパーなしが普通だから、日本のママってすごいなって思うわ。
話は少し戻り。
ヘルパーさんを観察してみると、子供たちが自由に遊んで手が空いてるからか、携帯をいじっている率高め。ヘルパーさん同士での交流も若干あり、という感じ。
子供とのコミュニケーション少なめなのも気になるなあ。
外国人ママたちのコミュニティでの話を聞いてると、ヘルパーさんが携帯をいじって子供たちの面倒を見ない、というのは少なからず問題視されているよう。さらにヒートアップすると、子供達の写真を撮ってSNSにアップする、アップするだけじゃなくて愚痴を書いて憂さ晴らしをする、っていうケースもあり問題になってるそう。(最近あったのは、子供達がパジャマの着方を間違えて半裸の状態で踊っているのを動画に撮ってSNSにアップ、キャプションに「so fat」と書かれてた)
そんな中でも、まじめに楽しそうに子供と接しているヘルパーさんを見ると、「楽しそうに仕事してるし、子供にも優しいし安心だ〜」と親目線で感じることも。
でも、逆に言えば、子供とずーっと一緒にいると疲れちゃうから、プレイルームで一息つきたいぜ〜って気持ちになって携帯いじっちゃうのかも。
最初は私自身、「ヘルパーさんと私は別」なんて見栄を張ってたけど、だんだん「お互いただの人間じゃん!」って思い始めて、積極的にハロ〜なんて挨拶してたら、
笑顔で返してくれたり、覚えてくれたり、話しかけてくれたりして、ちょっとした仲間意識が芽生えてきた気がする。笑
ようやく会話が生まれてきたところで、育児話で盛り上がったんですが、それはまた次の記事で。